23位から出た青木香奈子(26=マイナビ)が6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算7アンダーの137で9位に浮上した。トップの植手桃子とは3打差で最終日に臨む。逆転優勝できれば2025年4月の大王海運レディース以来、下部ツアー通算2勝目になる。

上位の伸ばし合いにも、青木は気後れしなかった。出だし1番パー5ではチップイン、4番パー4では約7メートルのバーディーを決めた。耐えるホールは耐え抜き、「バランスのいいゴルフができた」と冷静に振り返った。

2週前の日本女子オープンでは、初日23位発進と奮闘も、最後は55位に終わった。「調子は悪くないのに、難しいコースに耐えられない自分がいた」と客観視する一方で、国内メジャーの舞台で4日間戦えた自信は生まれた。

今夏まではレギュラーツアーが主戦場だったが、ポイントを稼げず113位と低迷。それでも「ツアー全体のフェアウェーキープ率の高さ、パットのうまさはすごい。その気づきをオフに改善したい」と、前向きにとらえている。

今季残りは下部ツアーに専念する。最終盤での目標は下部ツアーで優勝し、来季レギュラーツアーの優先出場権を懸けた12月の最終予選会に直行できる特典を得ること。来季こそ自分の確固たるポジションを確保するため、この2カ月が大事になる。

「トップと3打差あるが、伸ばし合いに変わりはない。(逆転優勝へ)頑張ります」と、ルーキーイヤーだった昨年より、たくましくなった表情を引き締めた。