ラグビーW杯イングランド大会で活躍した日本代表WTB山田章仁(30=パナソニック)が23日、ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」でラジオのパーソナリティーに挑戦した。午後10時から2時間、W杯の裏話や、帰国後の盛り上がりへの驚き、今後の期待などを語った。

 W杯初戦の南アフリカ戦の大金星を振り返り、ゴールを狙うかトライを狙うかの最後の場面では「僕はどちらかというとゴール狙いかなと思った」と本音を漏らした。また、第3戦のサモア戦でトライを決めた自身のプレーには「正直、めちゃくちゃデカイ相手が突っ込んできてびびった。うわあって思ったけれど、クルッとかわしちゃいました。そこからは『明日の新聞の1面トライだ~』ってゆっくりな感じ」と“解説”した。1次リーグで3勝1敗の好成績を挙げたにもかかわらず、決勝トーナメント進出はならなかったが「3勝したいと言っていましたが『本当にできるのか?』っていうのが8割くらい」と苦笑い。「W杯は100点に近い95点でした」と評価した。

 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチとの初対面では、奇抜な髪形や黄色いスパイクをダメだしされたことも明かし「すべてを完全否定されました。その日は駅2つ分くらい、上を向きながら涙をこらえながら歩いた」と懐かしむ場面もあった。「確実に僕には厳しかったですね。でもエディーさんのおかげでの結果。本当に感謝しています」とした。

 今後の活動に関しても明言。2月から参戦予定の世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に関しては、「できれば海外のチームでやりたい気持ちが強い」。アメリカンフットボール参戦にも「先週末に2つのチームを見てきた」と、今季も再びラグビーとアメフットの二刀流挑戦も宣言した。

 番組の最後には今後の目標をきっぱりと言い切った。「19年には東京でW杯がある。20年には東京で五輪もある。どちらも全力でチャレンジして、世界と戦っていきたい。ポジションを譲るつもりはまったくありません」と決意表明で番組を終えた。