2020年東京五輪の招致疑惑を追及した24日の参院文教科学委員会で、松沢成文議員は広告代理店電通の元専務、高橋治之氏を「(国際大会招致などで)疑惑を抱えている人物」とし、招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社と結んだ2億円超の契約に深く関わったのではと指摘した。招致委で理事長を務め、参考人として出席した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は同氏の関与を否定した。
松沢議員は、高橋氏に過去のサッカー・ワールドカップ(W杯)招致などで疑惑があると主張。竹田氏や、招致委の支払いが渡ったとの疑いが持たれている国際陸連のディアク前会長側と「極めて親しい関係」にあるとし、「この分野で最もコネクションを持っている。俗に言うフィクサー的存在だ」として関与を疑った。
竹田氏は高橋氏と自身の関係や、仕事柄、同氏がディアク前会長らを知っていたであろうことは認めたが、問題の契約では「(必要性について)高橋氏に聞いたとは全く聞いていない」と語った。



