来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出場するアイスホッケー女子日本代表が23日、北海道苫小牧市の白鳥王子アイスアリーナで合宿を公開した。

 25人の参加選手を年内には23人の代表に絞る予定で、山中武司監督は「まだ競争させているが、もう最終段階」と選考が大詰めを迎えていることを強調した。

 この日は午前と午後の氷上練習で追い込んだ。午後は地元高校の男子選手も加わり、本番で対戦する大柄な外国勢の当たりの強さを想定して対人練習に重点的に取り組んだ。最年少の16歳、DF志賀紅音(帯広レディース)は「体が強くスピードが速い。ここで自信をつけたい」と話した。

 合宿は28日まで。来月の国内合宿を経て12月にはフィンランドで行われる5カ国対抗戦、長野で行われるロシアとの国際親善試合に臨む。