伊藤美誠(18=スターツ)が女子史上初の2年連続3冠(シングルス、女子ダブルス、混合ダブルス)へ、まず1冠を勝ち取った。混合ダブルスで森薗政崇(23=岡山)と組み、張本智和(15)長崎美柚(16=ともにエリートアカデミー)組を3-1で下し、この種目を連覇した。

張本は伊藤との初対戦に「世界大会で中国選手に勝つ選手。受けてみて強かったし、(自分が)ノータッチの球もあった。男子ダブルスと戦っている感じだった」とたたえた。長崎とダブルスの練習を開始したのは今月3日になってから。それで「決勝まで来られたのは良かったが、もっと長く組んで世界でどれだけ行くか試してみたい」と語り、同組での世界選手権・混合ダブルス代表にも意欲を見せた。