スポーツクライミング今季開幕戦のボルダリングW杯スイス大会(5日開幕、マイリンゲン)に出場する男女日本代表が2日、羽田空港から出発した。
過去4度の「年間女王」に輝いた野口啓代(29)は、20年東京オリンピックの出場権が懸かる世界選手権(東京・八王子市)が8月に控えるため、W杯全6戦を3~4戦に絞る意向を示した。「昨季は年間ランキングなどもあって全戦に出場したけど、今季は経験値を積むというよりも自信を持って世界選手権に臨みたい」。
五輪種目はボルダリングだけでなく、到達した高さを争う「リード」、高さ15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」を合わせた3種複合で勝負する。そのため、バランス良く結果を残すことが重要となる。大会の出場数を減らすことで「3種目の調子を上げていく」と、8月の大舞台に照準を合わせる。現在、W杯通算21勝の歴代1位タイ。あと1勝で最多優勝となり「更新出来れば」と意欲も見せた。
男子のエース楢崎智亜(22=ともにTEAM au)は、「W杯は弱点や課題を見つけて、自分のパフォーマンスに集中する。世界選手権のために(状態を上げる)という気持ち」と意気込んだ。


