萩野公介(25=ブリヂストン)が、400メートル個人メドレー予選を棄権した。最終日26日の200メートル個人メドレーも回避することになって、今大会の出場はなくなった。

萩野は、第1日の200メートル自由形決勝を1分52秒19で決勝10人中10位に終わっていた。今月中旬に体調を崩して1週間練習できない期間が続いていた。調整不足の中で今大会が迫って、平井コーチからは出場の可否を自分で判断するように言われて、出場を決断。しかし結果は伴わなかった。萩野はレース後に「先生と相談して、出ても意味がないと言われたら、僕も冷静に切り替えてそっちのほうが。冷静に考えて4月の本番(日本選手権)にどっちがいいか考えたい」と話していただけに、五輪代表選考に向けて仕切り直しする形となった。

2月中旬のコナミオープンについては、予定通りに出場する見通し。