ラグビーのトップリーグ(TL)サニックスが5日、大型補強を発表した。

19年ワールドカップ(W杯)日本大会、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)7人制日本代表のWTBレメキ・ロマノ・ラバ(31)がホンダから加入し、W杯2大会出場のSO小野晃征(33)もサントリーから古巣への復帰が決まった。

力強いランで決定力を備えたレメキは「選手やスタッフの皆さんと一緒に、ラグビーすることを楽しみにしています。自分の持っている力を発揮し、チームに貢献していきます」。幼少期からニュージーランド・クライストチャーチで暮らし、07~12年にサニックスで活躍した小野は「13年前日本で初めてプレーしたサニックスに戻ってこられて心からうれしく思います。チームに合流し、サポーターの皆さんとスタジアムで会える日を楽しみにしています」と思いを込めた。

今季のTLは新型コロナウイルスの影響により、第6節で打ち切り。福岡を拠点とするサニックスは2勝4敗の11位と苦しんでいたが、新シーズンの上位進出へ貴重な戦力が加わった。