ラグビーの親善試合大会「クラウンメロンセブンズ2020」が25日、静岡県袋井市のエコパスタジアムで開催された。

今大会は、昨年開催のワールドカップ(W杯)の盛り上がりを継承するイベント「エコパラグビーフェスティバル」の一環として行われた。元日本代表SO広瀬俊朗氏(39)と、トップリーグ・ヤマハ発動機のFB五郎丸歩(34)が招かれ、トークショーを開催。広瀬氏は、昨年のW杯で日本がアイルランドを下した「静岡ショック」の会場・エコパスタジアムについて、「ここにしかないものができた」と、世界的な名所になったことを強調。ラグビーを通じた袋井の地方創生に期待した。

五郎丸も「エコパはピッチの状態が素晴らしい。聖地になったらうれしい」と願った。広瀬氏が昨年のテレビドラマで俳優デビューしたことや、日本代表合宿のハードさや秘話など、テーマは多岐に及んだ。広瀬氏は「(日本代表前監督の)エディー・ジョーンズさんから僕は何度も怒られた。ところが、五郎丸さんは全然怒られなかった」と振り返り、観客の笑いを誘った。