東京オリンピック(五輪)開幕まで半年となった23日、バレーボールのVリーグが各地で行われた。NECに逆転負けを喫した日立は、5勝10敗となり9位。試合後には選手らの口から、久々に観客の前でプレーできた喜びが漏れた。

緊急事態宣言再発令されている中、感染症対策がされた会場には1968人が来場。オクム大庭冬美ハウィ(22)は「コロナの影響で自分たちの試合も無観客が続いていた。観客が入る試合で勝ちたかった」と悔しさを口にした。多治見麻子監督は「コロナ禍でお客さんの前で試合ができるということで、バレーボールの良さを伝えたかった。勝負どころで点を取れなかった」と話していた。