5月22日、F1第5戦モナコGPの予選が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。しかし最後にクラッシュを喫し、マシンの修復状況によっては決勝をポールポジションからスタートできるとは限らない。

フェラーリは初日フリー走行からの好調を維持し、地元モナコ出身のルクレールが予選Q2でトップタイムを記録。Q3の1回目のランでもトップに立ち、最後のアタックで各車がアタックを行なう中でプールサイドシケイン出口のイン側ガードレールに接触して右フロントサスペンションを壊し、そのまま出口のガードレールへと直進して右側の前後サスペンションを大破させた。

セッションはここで赤旗終了となり、セクター2までベストタイムを塗り替えていたマックス・フェルスタッペンはタイムが更新できないまま予選2位で終えた。

ルクレールは「ウォールで予選を終えたのは残念だけど、初日から好調だったしコクピットの中で精神面を維持するのは大変だった。なんとかそれができてポールポジションが獲得できて良かった。だけどギアボックスは心配だし、僕はこのモナコでは不運続きだから明日の決勝を待ちたいね」

ギアボックス交換が必要な場合は5グリッド降格ペナルティが科される。それ以外のパーツ交換は可能だが、同スペックのパーツでなかった場合やモノコックを交換しなければならない場合はピットレーンからのスタートを義務づけられるため、予選トップは変わらないもののルクレールのポールポジションはまだ確定していない。

2位に終わったフェルスタッペンは「赤旗で終わってしまったのは不運だったね。なかなか気持良いラップが決められない中で最後は良いラップができていたんだけど、赤旗でポールポジションのチャンスを逃してしまった」と悔しがった。

メルセデスAMGはタイヤの熱入れとマシンのアンダーステア挙動に苦戦し、バルテリ・ボッタスが3位、王者ルイス・ハミルトンは7位に沈んだ。

アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーがQ3に進出し6位につけたが、角田裕毅は木曜に走行時間を大幅に失ったこともあってアタックを詰め切れず、Q2進出まで僅か0.018秒届かず16位で予選を終えた。(米家峰起通信員)