バスケットボール仙台89ERSの藤田弘輝ヘッドコーチが試合を総括する「Ascend 89ERS」。

4、5日はゼビオアリーナ仙台で熊本と対戦。ホームの“大黄援”のおかげで連勝することができました。前節福島戦は連敗。だから、この連勝は大きい。11、12日のホーム佐賀戦に弾みがつきました。

4日の試合は、後半に守備をきちんと修正できたことが勝利のカギでした。第1、2クオーター(Q)は、ペイントエリアの外の守備がけっこう甘くてジョーダン・ハミルトンの5本を筆頭に、計10本もの3点シュート(3P)を許してしまいました。だが、ハーフタイムを挟んでからは、3Pを第3、4Qともに1本に抑えたのが効きました。オフェンス、ディフェンス両方ともに我慢ができて、自分たちのバスケットを集中してやり続けることができたことが勝因。とてもいいゲームだったと思います。

5日は片岡大晴、寒竹隼人両ベテランの活躍がチームを勝利に導いてくれました。ケガ人がまだ復帰しておらず、客観的にチームを見るのはまだきつい時期なんですが、こういう苦しい時にチーム一丸となって連勝できたのは価値があります。片岡が言っていたように、マークが集中するバーレルやメインセ、オリバーの外国人選手が、マークが比較的薄い日本人を生かしてくれたのが良かった。特にバーレルは6アシスト。それに応えて、パンチが利いたシュートを片岡、寒竹がよく決めてくれました。4日より今日の方がいいバスケットをしていたし、その中で自分たちが我慢して勝ち切れたのが良かったと思います。

これでひと息はつきましたが、うちのチームは東地区の7チーム中4位。首位のFE名古屋さんから5位の山形さんまではダンゴ状態。何とかそこからひとつでも2つでも上に行くために、佐賀戦の連勝を目指します。引き続き“黄援”してください。

◆第1戦 第3Qまでは57-60と3点のビハインド。一進一退の攻防が続いたが、第4Qに神里和が2連続で3Pを決め、試合をひっくり返した。ターンオーバーが熊本の13に対して4と最後まで集中力を切らさず攻守に躍動し、連敗を2で止めた。

◆第2戦 競り合いをものにして連勝。片岡、メインセの18得点を筆頭に、2桁得点が5人。中でも寒竹は前日8の0だった3Pを9の4と要所で決めて、チームに勢いをもたらした。前日熊本に12本も浴びた3Pをわずか2本に抑えたのも大きな勝因となった。