「新ビーチの妖精」の愛称で親しまれたビーチバレー女子の坂口佳穂(25=マイナビ/KBSC)と、東京オリンピック(五輪)ラグビー(7人制)男子日本主将の松井千士(ちひと、27=横浜キヤノン)が14日、それぞれのインスタグラムを更新し、結婚したことを報告した。

坂口は「彼(松井)の真面目で優しく穏やかな人柄に引かれ、時間を共に過ごすうちに、彼とならどんなことがあっても、前を向いて生きていけると思い家族になりたいと思いました」などとコメント。「私たちらしく、笑顔で楽しい家庭を築いていけたらと思います」と今後への期待感を膨らませていた。

松井も「彼女(坂口)の明るく誠実な人柄に引かれ時間を共に過ごすうちに、2人で人生を歩んでいきたいと思いました」と、自身のインスタグラムに投稿。「まだまだ未熟な2人ですが、自分達らしく笑顔で楽しい家庭を築いていけたらと思います」とコメントした。

坂口は、「ビーチの妖精」として人気を集めたタレントの浅尾美和(35)の後継者として期待された。浅尾に続く注目度の高さとその実力から、「新ビーチの妖精」などと呼ばれた。

国内最高峰ツアーに当たる2019年の「マイナビジャパンツアー」では第3戦沖縄大会、第4戦東京大会、そしてファイナルで優勝した。同年のワールドツアー・イスラエル大会でも頂点に立った。今年5月に行われた東京五輪代表決定戦敗退後も、2024年パリ五輪を見据えて現役を続けていたが、今月1日に自身のインスタグラムで今季限りでの引退を発表した。

関係者によると、今回の結婚と引退との関連性はない。坂口自身も日刊スポーツの取材に、「東京オリンピックで終わるつもりはなかったんですが、目標が見えなかった。そんな中で現役を続けるのは、応援してくれる方に申し訳ない」と胸の内を明かしていた。

松井は、過去に女性誌のモデルに抜てきされるなど、ラグビー界随一のイケメンとしても知られる。50メートル5秒7の快足が武器のトライゲッターで、7人制の東京五輪代表にも選出された。来月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」で初代トライ王を狙うスターが、見事に妖精のハートを射止めた。

◆坂口佳穂(さかぐち・かほ) 1996年(平8)3月25日生まれ、宮崎県串間市出身。父がインドアバレーの監督をしていたことから競技を始め、小学1年~中学卒業まで9年間経験。高3時に父とビーチバレー大会を観戦し、魅力にはまる。武蔵野大入学とともに競技を始め、大学3年より本格的にツアー参戦した。美しさと実力を兼ね備えたことから、元ビーチバレー選手の浅尾美和さん2世と目され「新ビーチの妖精」の愛称で親しまれた。172センチ。

◆松井千士(まつい・ちひと)1994年(平6)11月11日、大阪市生まれ。6歳からラグビーを始め、常翔学園高、同大を経て、17年にサントリー(東京SG)へ。20年にキヤノンへ移籍。家族は両親と愛知(豊田自動織機)WTBの兄謙斗(30)。183センチ、88キロ。