NTTドコモレッドハリケーンズ大阪のフランカー、タイラー・ポール(27)が、左右違うスパイクで試合に臨むアクシデントに見舞われた。

10-31で迎えた後半開始直後。埼玉パナソニックワイルドナイツに自陣深くまで攻め込まれた際、激しい密集戦で左のスパイクが破れた模様だ。試合は一時中断。ポールは慌ててピッチの外へ出た。

試合展開は自陣ゴール前5メートルからのスクラムで再開というピンチだった。南アフリカ出身で195センチ、111キロの大型FWは、スタッフに新しいスパイクを届けてもらうと、急いで破れた左足だけスパイクを交換。右足はそのままで、試合へと戻った。

スクラムを組む際には、スパイクのソール(底)部分が、左右で違う色。珍しいアクシデントとなった。

ポールはフル出場で奮闘したものの、埼玉に計9トライを許す大敗。左右違うスパイクとなった後半は、まさかそれが影響したのか? ミスも重なり無得点だった。

チームはコロナ禍による不戦勝2つ(不戦敗は1)で勝ち点10を得たものの、行われた試合はこれで5戦全敗。開幕戦で肩を負傷した南アフリカ代表SOエルトン・ヤンチースはいまだ復帰できず、日本代表ロックのヴィンピー・ファンデルヴァルトもケガで欠場が続く。

まさしく、踏んだり蹴ったりの状況で、ヨハン・アッカーマンHC(51)は「残念な試合。このレベル(1部)で戦いたいのであれば、課題を克服しないといけない」と厳しい表情だった。