スケートボード女子パークで東京五輪金メダリストの四十住さくら(20=ベンヌ)が、世界最高峰のアクションスポーツ大会「Xゲーム」で初優勝を飾った。世界選手権など数々の主要大会で同種目の“初代王者”に輝き、日本初開催となった「祭典」でも勝負強さを発揮した。同種目は、四十住を含めて日本勢が表彰台を独占。コロナ禍で有力選手の欠場が相次いだものの、国内選手のレベルの高さを示した。
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知名度が一変した東京五輪から8カ月、四十住が女王の貫禄を示した。1本目は2位だったが、2本目では高難度のトリックをまとめて1位に浮上。予選が行われた前日22日に右膝に張りを覚え、けいれんの症状も出ていたが、痛みを堪えた。日本勢で表彰台を独占し「刺激になる」。東京五輪銅メダリストのスカイ・ブラウン(英国)らは不在。有力選手に欠場者は出たものの、「オリンピック以上にすごい」と語るあこがれの祭典で、日本勢の躍進を引っ張った。
最高の誕生日プレゼントにもなった。24日は、母清美さんの57歳の誕生日。試合後に「おめでとう」と声をかけると、抱きしめられた。「『ありがとう』って。めっちゃ喜んでいましたね」と笑みをこぼした。
“初物”で勝負強さを見せている。18年の日本選手権や世界選手権、昨年の東京五輪と「初代女王」に就いてきた。日本初開催の「Xゲーム」でも優勝。「全部初代を取れたので、うれしいです」。今季の初陣で好スタート。2年後の24年パリ五輪もすでに見据えている。「練習してる技がたくさんある。それを見せたい」と気力に満ちている。【佐藤礼征】


