東京五輪代表の平野美宇(22=木下グループ)は同代表の伊藤美誠(22=スターツ)に4-0でストレート勝利を収めた。“みうみま対決”を制し、準決勝進出を決めた。
勢いに乗った平野は、伊藤も止められなかった。1-0で迎えた第2ゲーム(G)をデュースの末に12-10で奪うと、第3Gは鋭いサーブやレシーブで11-1と圧倒。隙を与えずに完勝し、気迫のこもったガッツポーズを見せた。
試合後は落ち着いた口調で「今日はサーブもレシーブもいいところがあり、積極的にいけた」とうなずいた。久々の伊藤からの勝利にも「昔は同い年でライバルだったので意識があったが、今は伊藤選手だけでなく、若い選手も強い。誰に勝ちたいというより、全員に勝つつもりでいる」と勝利への貪欲さを強調し、すでに13日の準決勝(対芝田沙季)を見据えていた。
今大会はシングルスにおける24年パリ五輪出場代表選考会の1つで、23年世界選手権(南アフリカ・ダーバン)に向けても重要な位置づけとなる。
22年に始まったパリ五輪代表選考は24年1月まで続くが、加算されるポイントは大会によって異なる。23年の配分は大きく、五輪選考ポイント上位が目指せる世界選手権は、五輪代表入りに向けてもアドバンテージ。今大会終了後の選考レースのランク付けは、パリ五輪を目指す上でも重要となる。
平野は大会前の時点で、6位の56ポイントにとどまっていたが、準決勝進出を決め、すでに35ポイント以上の上乗せに成功。世界選手権出場へ1歩前進した。【藤塚大輔】
◆大会前の時点での選考ポイント上位8名
1位 早田ひな(117ポイント)
2位 伊藤美誠(88ポイント)
3位 長崎美柚(86ポイント)
4位 石川佳純(76ポイント)
5位 木原美悠(70ポイント)
6位 平野美宇(56ポイント)
7位 芝田沙季(54ポイント)
8位 橋本帆乃香(50ポイント)
◆今大会で加算されるポイント数
1位 50ポイント
2位 45ポイント
3位 40ポイント
4位 35ポイント
5位 30ポイント
6位 25ポイント
7位 20ポイント
8位 15ポイント
16強 10ポイント
32強 5ポイント


