昨年のサーブル世界選手権女王で、最新の世界ランキングでも1位の江村美咲(24=立飛ホールディングス)が、アジアの準々決勝で敗れる波乱があった。インド選手に10-15で敗れて5位となった。

予選プールは5勝1敗で通過。決勝トーナメントはラウンド(R)64がシードされ、R32から登場して香港の選手に15-4と圧勝した。R16もウズベキスタン選手を15-13で振り切っていたが、次戦で敗退。銅メダル以上が確定する準決勝進出はならなかった。

昨年の、このアジア選手権(ソウル)は準優勝。続く世界選手権(カイロ)で日本女子初となる頂点に立ち、その後もワールドカップ(W杯)やグランプリ(GP)で表彰台に立ち続けた。今年2月からは世界ランク1位に君臨していた。

それでもアジアでメダルを逃した結果に、あらためて、この競技の難しさを痛感させられた形だ。教訓として切り替え、来月の世界選手権(イタリア・ミラノ)で男女を通じて日本初の2連覇を目指す。

高嶋理紗(24=オリエンタル酵母工業)も準々決勝で敗退。中国選手に14-15で惜敗して7位だった。尾崎世梨(法政大)は9位、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)は10位だった。全員がベスト16まで残っただけに、健闘も悔しい結果となった。

男子フルーレもメダルなし。日本代表主将の松山恭助(26=JTB)と22年世界ジュニア王者の飯村一輝(19=慶応大)がベスト8に残ったが、ともに韓国選手に敗れて4強入りを逃した。永野雄大は28位、敷根崇裕(ともにネクサス)は31位だった。

両種目の団体戦は22日に行われる。【木下淳】