世界ランキング11位の西本拳太(28=ジェイテクト)が連覇への第1関門を突破した。
21年全英OP覇者のリー・ジージャ(25=マレーシア)を20-22、21-17、21-19で撃破。タフな試合を制し、肩で息をしながら「何より勝ててよかったのが本心です」と笑顔をみせた。
第1ゲーム(G)をデュースの末に奪われたが、第2G以降も「やれることをやるだけ」と冷静に立ち向かった。第3Gでは、19-19の状況からスマッシュで勝ち越し。「あそこにねじ込んでくれたのはファンの皆さんのおかげ」とファンの声援に感謝した。
昨年9月のジャパンOPでは、28歳にして国際大会初優勝。24年パリ五輪の男子シングルス代表は最大2枠で、西本は世界ランキングで日本勢2番手につける。
今大会も五輪選考対象の1つ。「マジでキツいっす」と連呼しつつ、明るい声で2年連続のジャパンOP制覇を誓った。
「連覇を目指せる立ち位置にいるのは男子で僕しかないので、その立ち位置を存分に楽しんで。皆さんにもっと注目してもらえるように、僕のプレーを存分に発揮したいです」
最後には「その日の100%を(出したい)。ぶっ倒れてもいいんで、その時は運んでもらえばいいかな」と冗談交じりに決意を示し、疲労と充実がにじむ足取りで取材エリアを後にした。


