函館市出身の菅原海斗(青森・浪岡3年)が男子シングルスで準優勝を果たした。ダブルスでも田中陽樹(同)とのペアで3位に入り、単複で表彰台に上がった。
シングルス準決勝の前に行われたダブルスの準決勝では2人の動きがかみ合わず、新潟・北越の山岸拓海(3年)落合優護(同)組にストレート負け。田中に「シングルスでかませ」と鼓舞されて臨んだシングルス準決勝では身長178センチの体格を生かした豪快なスマッシュで圧倒し、初戦から5戦連続のストレート勝ちで決勝進出を決めた。
決勝は22年全国高校総体4回戦で敗れていた沖本優大(埼玉栄)と再戦。第1セットは21-17で奪取したが、沖本が腹痛のために休憩を取った後の第2セットから流れが変わった。序盤から8点連続で取られるなど15-21。菅原海は「(沖本の)スピードが上がってきて、食らいついたけど…。強いなと思った」。
第3セットも序盤からの攻勢を受けて10-21。1-2の逆転負けを喫し、これで高校年代では3戦3敗となり、「三度目の正直」とはならなかった。「勝負どころで1点をもぎ取る力を付けていきたい。次こそは勝ちたい」とリベンジを誓った。
強くなるための環境を求めて、津軽海峡を渡り強豪の浪岡中にバドミントン留学した。進学した浪岡高は6日時点の日本ランキング1位の奈良岡巧大(FWDグループ)の母校。菅原海は高校卒業後の進路は未定だが、憧れを抱く奈良岡の背中を追って、世界で通用する選手を目指す。「オリンピックで金メダルを取りたい」と、世界の頂点を見据え、さらに技量を上げていくつもりだ。
87年以来36年ぶりに北海道で開催された全国高校総体はこの日、全競技の日程を終了した。7月22日に開幕し、道内では20市町で28競技が実施された。


