2年ぶり8度目出場の静岡聖光学院が4年連続71度出場の秋田工(秋田)を36-15で下し、出場6大会連続で初戦を突破した。

0-0で迎えた前半7分。敵陣22メートル付近でパスを受けたFB小野沢謙真(3年)が、相手3人をかわしてインゴールに飛び込んだ。前回出場した1年時は、2試合でノートライに終わったエース。待望の花園初トライを契機に、4トライと躍動した。キックもPGを含めて6本中5本を成功。初戦の緊張も感じさせず、1人で31点を稼いだ。

花園初采配初勝利となった就任2年目の松山吾朗監督(46)も「小野沢はやる気満々だったチームメートがフラストレーションをためる中、自分だけで全部取り切ってくれた。やっぱり想像を超える選手」と称賛した。日本代表歴代3位の81キャップを誇る宏時氏(45)を父に持つ小野沢を中心に、大会最多71回の出場と15回の優勝経験を持つ名門に快勝した。

30日の2回戦では目黒学院(東京第2)と対戦。目標に掲げる初の8強進出に向け、聖光学院が好スタートを切った。