2大会連続5度目の優勝を狙う千葉Jが、宇都宮を78-72で下し、3年連続の決勝進出を決めた。前半を29-45と大量リードを許して折り返したが、後半に猛反撃。日本代表主将のエース富樫勇樹(30)が29得点を挙げる活躍で、大逆転劇を演出した。初優勝を目指した宇都宮は、後半の失速で3年ぶりの決勝進出を逃した。準決勝もう1試合は、琉球が川崎に98-70で勝利。3月16日にさいたまスーパーアリーナで行われる決勝は、昨年と同じ顔合わせとなった。
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大声援を背に、千葉Jが最大21点差をひっくり返した。司令塔、そしてエースとして29得点9アシストでけん引した富樫は「雰囲気が最高だった。諦めずに戦うことができた」と、ホームのファンに感謝した。
立ち上がりはチーム全体がシュート精度を欠き、開始からの約6分で0-16と圧倒された。それでも守備の強度を上げ、後半は逆に相手の精度を狂わせた。攻守でリズムを取り戻しての大逆転劇。エースは「作戦は前後半で変えていないが、気持ちが変わった」とメンタルを強調し、「これだけしびれる試合は多くない」と実感を込めた。
11日のリーグ戦では横浜BCに競り負け、連勝が12でストップ。中2日でしっかり切り替え、底力を示した。先週末は体調不良により2試合不在だったパトリック監督は復帰戦白星に「後半は相手の速攻と攻撃リバウンドに対する守備が良くなった。今季ベストのバスケができた」とうなずき、2連覇がかかる1カ月後の決戦を見据えた。
○…宇都宮にとっては悔しすぎる敗戦だった。試合開始から連続16得点、第2Qには最大21点差をつけながらの逆転負け。佐々ヘッドコーチは「後半、千葉さんの守備の強度が上がって、足が止まり、ボールも止まってしまった」と振り返った。ファウルトラブルで第4Q途中に退場となった比江島は「僕が最後までコートにいられなかったのが何よりの敗因」と責めを背負った。


