元世界記録保持者の渡辺一平(28=トヨタ自動車)が、2分7秒70で、4大会ぶりの表彰台となる銀メダルを獲得した。

17年、19年大会の銅メダルに続き、3度目の勲章。前日7月31日の準決勝を2分8秒01のトップで通過しており、4レーンで臨んだ決勝でも結果を残した。

日本を出発前の代表壮行会では、今大会のテーマを「攻め攻め男。」に設定。過去の国際大会で消極的なレースになっていたことを反省し「守りに入ることなく“世界水泳追い込まれ組”という立場として、精いっぱい頑張りたい」と4度目の大舞台へ誓っていた。

2017年に2分6秒67の世界新記録を樹立。この種目で五輪2連覇、世界選手権も2度制した北島康介氏(42)の次を担う存在として期待されてきた。

21年東京五輪(オリンピック)落選など、苦しい時期も経て、再び立った表彰台。競泳日本代表の副将も担う28歳に、シンガポールの地で再び光があたった。