スピードスケート女子団体追い抜きが“プランB”を披露した。
21日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで練習を公開。先頭から堀川桃香(22=富士急)、高木美帆(31=TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(28=ANA)。26年ミラノ・コルティナ五輪出場が有力視される3人が、新しい隊列を組んだ。
高木が「予期していなかった。事前に聞いていなかったのでびっくりした」と驚く新プラン。早速、実際のレースの半分となる3周でテストを行い、実戦と同等の1周約28秒をマークした。「この先どうなるにしても、新しい戦術にチャレンジすることに対しては、ポジティブに捉えている」と手応えを明かした。
昨季は高木が先頭を務め、佐藤、堀川と並ぶ隊列が主軸。22年北京大会などで披露した先頭を交代する作戦は封印し、後方からプッシュする作戦でW杯などを戦った。
ただ、ウイリアムソン師円コーチ(30)は「美帆さんが先頭だと、自ずとスピードが速くなる。3番手の桃香が押せないパターンが多かった」と指摘。新隊列の意図を「桃香を先頭に置くことで、3人が自分の力を発揮できる可能性を秘めている」と説明し、「十分に世界と戦える実感がある。五輪を見据えたときに、予選、準決勝、決勝とどこでどの作戦を使うか、今のうちから考えていかなきゃいけない。その第1歩として順調な滑り出しだった」と明かした。
現状は「teamGOLD(チームゴールド)」所属の3人で活動しているが、来週以降は他チームから4人目も加わり合同練習を行う予定。3大会連続メダルへの準備を進めていく。【飯岡大暉】


