ノルディックスキー・ジャンプ26年ミラノ・コルティナ五輪混合団体銅メダルの高梨沙羅(29=クラレ)が4日、横浜市内でランドセルの箱詰め作業に参加した。所属先が全国から使い終わったランドセルを集め、アフガニスタンに贈る社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」を04年から実施。同社の社員約180人と一緒にランドセルの検品や段ボールに詰め込む作業を黙々と進めた。「ランドセルの数だけ思い出がある。アフガニスタンの子どもたちにまた次も大切に使ってもらえたらという思いで梱包(こんぽう)した」と話した。
4度目五輪シーズンを終えて帰国したのは4日前。オフに突入も、所属先の一員として、19年から参加する活動に今年も姿を見せた。「この活動に加われることがありがたいし、そこに携われるということが、自分の中でも毎年この時期を楽しみにしている」とオフ恒例の時間となっている。
ミラノ・コルティナ五輪では、18年平昌五輪以来となる銅メダルを混合団体で獲得した。環境保全活動などにも力を入れながら、22年北京五輪の悔しさを晴らすために突き進んだ4年間をあらためて振り返って「競技人生の中で本当に財産となるものも得られた。すごい濃い4年間だった」と、しみじみ語った。
今後もスポンサーへのあいさつまわりやイベント出演など、オフも忙しく過ごす。現役続行を明言している来季のビッグイベント、27年世界選手権(スウェーデン)に向けて「今季出た課題をしっかり生かして、次につなげていけたら」と力を込めた。【保坂果那】


