ハンドボールの国内最高峰リーグHの王座をかけた戦いが、いよいよ始まる。6月12日、東京・代々木第一体育館でプレーオフが開幕。
昨年9月にスタートしたレギュラーシーズン(RS)の男子は上位6チーム、女子は上位5チームが激突する。日本リーグ時代から豊田合成名古屋が5連覇中の男子では、リーグ加盟6季目のジークスター東京が悲願の初優勝を目指す。
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ルーキーながらRSで圧倒的な存在感をみせたジークスター東京のGK大山翔伍(24)は、「歴史を変えます」と言ってのけた。
同じポジションには現役日本代表の岩下や元代表の甲斐がいる中、「そういう環境でやれば成長できる」とジークスター東京入団を決意した。練習でのアピールが利いて1年目から先発に抜擢(ばってき)されると、物おじしない性格もあり、堂々としたプレーでチームを支えた。
RSのシュート阻止率0・377はリーグ2位。最優秀新人賞に輝き「ディフェンスのおかげ」と感謝しながらも、「でも、1位がよかったですね」と、さらに上を見据える。ビッグセーブ連発の新人は「1年目でタイトルを取れば、今後につながる」と目をギラつかせた。
◆昨季プレーオフVTR 今季と同様にRS上位の男子6、女子5チームが出場。男子は1回戦でジークスター東京がトヨタ自動車東日本宮城に、大同東海がレッドトルネード佐賀に勝ってそれぞれ準決勝に進出。ジークスター東京は豊田合成名古屋に、大同東海はブレイヴキングス刈谷に敗れ、決勝は5年連続で豊田合成名古屋とブレイヴキングス刈谷の顔合わせとなった。決勝戦は、立ち上がりから主導権を握ったブレイヴキングス刈谷が前半を15-14とリードして折り返したが、後半に豊田合成名古屋が地力を発揮。31-27と逆転して初代王者に輝くとともに、日本リーグ時代から5連覇を達成した。女子はブルーサクヤ鹿児島が初代女王の座に就いた。
◆リーグH 日本リーグを前身に生まれた国内最高峰の新リーグで、24年9月に男子14チーム、女子11チームで開幕。将来のプロ化を視野に入れ、地域名を入れたチーム名やプロ契約選手の人数、1試合あたりの観客動員などを段階的に義務化していくことも発表された。ホーム・アンド・アウェーによる2回戦総当たりのレギュラーシーズンを行い、上位チームがプレーオフに進出して優勝を争う。25-26年シーズンもチーム数は変わらなかったが、来季26-27年シーズンから男子に堺リエゾンが新たに加わる。リーグHの「H」には、「HOME」(地域とともに歩む)「HOPE」(希望をもって進む)「英知」(英知を集め、成長する)との思いが込められている。


