柔道男子66キロ級世界選手権2連覇王者で、25年に引退した丸山城志郎さん(33)が10日までに自身のインスタグラムを更新。かつてのライバルで、オリンピック(五輪)2連覇の阿部一二三(29=パーク24)との2ショットを公開した。
笑顔でハグする写真など3枚を投稿し「正直こんな日が来るとは微塵も予想してなかったのですが、一二三と直接会い、初めて食事を共にし、言葉にできないような素晴らしい時間を過ごすことができました」と報告した。
「まずはこの場を作ってくれた小野トレーナー、憲大、直寿に感謝します」とつづり、「僕が何度も限界を超え、最後まで戦い続けることができたのは、阿部一二三の存在があったからです。人生を賭けて死ぬ気で日々の稽古やトレーニング、試合に向き合い、挑み、ここまで柔道に夢中になれたのも彼のおかげだったと今振り返ると感じます」と回顧した。
五輪を争い、何度も激闘を繰り広げた。20年12月13日には、東京五輪代表を決める日本柔道史上初のワンマッチが行われ、24分に及ぶ死闘を繰り広げた。大内刈りで敗れた一戦は「令和の巌流島」決戦と伝説になった。
「当時どんな稽古をしたか、どれぐらい練習したか、それからプライベートな話まで、深く話すことができました。朝起きた瞬間から寝る瞬間まで僕は一二三を、そして同じように一二三も僕のことを考えていたということも今日知りました」と明かした。
「ご存じの通り彼の柔道には見る者を魅了する力があります。紛れもなく、僕にとって最大のライバルでした」と思いを明かし「これからは誰よりも大きな声援を送り続けたいと思います。頑張れ、一二三!」とエールを送った。
ファンなどからは「世界中の柔道ファンが感動しています」「笑顔で抱き合ってる2人最高」「素敵過ぎます」「昨日の敵は今日の友」「これこそが柔道の素晴らしさ」「感動的すぎる。ライバルは永遠の友」「日本柔道の歴史に残る最強のお二人に拍手」など称賛の声が寄せられた。


