名古屋アジア大会は4日に閉幕する。32年ぶりの日本開催となった今大会では、熱戦の一方、競技の内外でさまざまなハプニングやトラブルも起きた。今大会で起きた主な出来事を振り返る。

◆照明156台が破損 8月28日、バレーボール会場のパークアリーナ小牧で、仮設発電機のテスト中に照明器具の耐圧を上回る電圧をかけ、全156台が破損。設営業者が修理費用を負担し、組織委は大会開催に影響はないと説明した。

◆豪雨で約400人避難 9月8日の記録的豪雨で、宿泊拠点のある名古屋市港区に避難指示が出され、選手やスタッフら約400人が近くの建物に一時避難した。メディアセンターや複数の競技会場でも雨漏りや浸水が確認された。

◆秀吉役に韓国抗議 9月15日、宿泊用クルーズ船の入港記念式典に豊臣秀吉役の演武者が登場。聯合ニュースによると、朝鮮出兵を主導した人物の登場に韓国側が抗議した。組織委は政治的意図を否定し、国際大会にふさわしい内容に留意するとした。

◆宿泊船に乗れず長時間待機 9月16日、選手の宿泊先として使うクルーズ船で乗船手続きに時間がかかり、一部選手団が長時間待機した。組織委は22日、事前に提出された名簿と実際の宿泊者が一致しなかったことが一因と説明。別の宿泊先を確保するなど対応した。

◆韓国戦で北朝鮮国歌 9月18日のホッケー男子、韓国-バングラデシュ戦で、試合前に韓国ではなく北朝鮮の国歌が流れた。組織委はスタッフの取り違えと説明。「あってはならない重大なミス」とし、韓国側に謝罪した。

◆完売の開会式に空席 9月19日の開会式は、一般販売のチケットが追加分も含め完売していた一方、会場では空席が目立った。組織委は来場しなかった購入者もいたと推測。聖火台の背後の客席は、演出の関係で販売しなかったと説明した。

◆バス来ず練習中止 9月20日、日本との決勝を控えた男子バスケットボール韓国代表の送迎バスが手配されず、午前の練習が中止となった。組織委は22日、配車漏れを認めて謝罪。水球日本代表でも、予定時間にバスが来ない事態が起きた。

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