北京五輪柔道男子73キロ級代表の金丸雄介(了徳寺学園職)が12日、東京・日本武道館で会見して現役引退を表明した。既に所属でコーチとしての活動をスタートさせており「選手は勝手に育っていくものだと思うので、そのサポートができればと思う」と後進の育成に意欲を示した。北京五輪では初戦で手術した古傷の左肩を脱臼しながら、敗者復活戦を勝ち進み7位入賞。「泥臭い僕の柔道が集約された試合だったと思う」と振り返った。
筑波大時代の01年の世界選手権で銀メダルを獲得したが、その後両肩の脱臼癖に苦しみ、03年同選手権は7位。アテネ五輪代表を逃した後に左肩を手術しながら、「実力で勝ち取った意味で印象的でした」と振り返る07年世界選手権で銅メダルを獲得するなど存在感を示した。


