「最強」歓迎だ。ラグビー日本代表は3日、W杯前最後の実戦となる南アフリカ戦(6日、熊谷)に向け、都内で練習を行った。
対する、W杯優勝2回、今年の南半球4カ国対抗も制した大国は、試合の登録選手23人を発表。先発15人中14人が、16-16で引き分けた7月の世界ランク1位ニュージーランド戦と同じ、本気の布陣となった。
岐阜市内での練習後、南アフリカのエラスムス監督が読み上げたメンバーに、15年W杯で苦汁をのまされた日本戦にかける強い思いがにじみ出た。「世界最高のフッカー」の呼び声高いマークス、司令塔のSOポラードら、主力がずらり。南アフリカ出身の日本代表ロック、ファンデルバルトも「間違いなくリベンジにかけてくる。日本を過小評価せず、本気でくる」と警戒した。
だが、日本にとっても、南アフリカは本大会への士気を高める最高の相手だ。SH流、SO松田、フランカー姫野らは、4年前の歴史的勝利を契機に、「W杯」を意識することで成長を続けてきた。流は「ここで強い相手と当たれるのはプラス」と語り、「狙いは相手のスペースと時間を奪うこと。向こうはフィジカル、セットピースが強いが、フィットネスは日本の方がある。熊谷は暑いし、スマートに戦いたい」と真っ向勝負を誓った。
チケットはすでに完売。この日公開された15分間の練習では、攻撃時のパスの連係や、密集でのボール争奪技術を確認した。注目の一戦に向け、日本代表は4日に試合の登録メンバーを発表する。【奥山将志】



