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  この病気になる理由
 

【第11回】

食後30分は歯を磨かない

この病気になる理由

歯周病(中)

 歯周病になる危険因子には喫煙、糖尿病、薬(降圧剤)、骨粗しょう症、過労、睡眠不足、ストレスなどが挙げられている。歯周病が生活習慣病の1つととらえられているゆえんだ。喫煙は炎症を悪化させ、免疫力を下げる。糖尿病は細菌に感染しやすくなる。高血圧治療に使われる降圧剤(カルシウムきっ抗薬)は副作用で歯肉がむくみ、歯垢(しこう)が付着しやすくなる。

 一方、防御因子もある。最大の力は唾(だ)液。予防歯科学の研究で知られる東京医科歯科大大学院の志村則夫助教授は「唾液の中には細菌の働きを抑制する免疫物質や抗体が含まれていて、唾液分泌の減少は歯周病、虫歯になる危険性を高めます」という。

 歯や歯肉は、口内細菌から一方的に攻撃されている存在と思われている。実際、体内で一番硬い歯のエナメル質(水晶と同じ硬度)は、虫歯菌がつくる酸で溶け出していく。しかし、唾液が分泌されると溶け出たミネラル(無機質分)は歯に戻るのである。この時、食品に含まれるフッ素も取り込まれ「歯は溶かされるたびに丈夫になるともいえる」(志村助教授)のである。

 甘いものは虫歯の大敵とされる。糖分を代謝する細菌は2〜3分で歯を溶かす酸を産生する。ただ糖分は人がおいしいと感じる代表的な味である。唾液を大量に分泌させる。志村助教授は「食後に慌てて歯を磨かないこと。30分間はそっとしておいた方が歯は丈夫なる」という。それほど唾液の分泌具合は、歯の健康と密接に関係している。

 歯の奥にある歯髄(しずい)部分には、体液が流れている。この流れでタンパク質、カルシウム・リンなどのミネラル、ビタミンなどのやりとりがある。通常は歯髄から歯冠の方へ流れている。ところが情緒が安定しないと、この流れが全く逆になることが米国の学者の研究などから分かってきた。ストレスが歯周病、虫歯をもたらす科学的裏づけになっている。

 「ストレスは自律神経を介して唾液の分泌量や成分を変化させます。歯周病は単に口に起こる病気とみるより、人に起こる病気と考えるべき」と志村助教授は指摘する。

【ジャーナリスト 小野隆司】

砂糖と虫歯

 情緒による歯の体液の流れを研究した米国のスタインマン博士は、交感神経を緊張させる物質を与えたネズミは、砂糖を一切摂取しなくても、通常のネズミより17倍も虫歯の発生率があったことを報告している。逆に精神安定剤を与えたネズミは、砂糖を摂取しても虫歯の発生が抑えられていた。
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