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  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第70回】

患者の違和感を取り除く

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

婦人科思春期外来(2)

 「以前は産科と婦人科が1つのものであるかのように『産婦人科』という言葉でくくられていたことから、産婦人科は産むための生殖期にある女性のためのもの、だからそれ以外の産婦人科受診は本来的ではないもの、として考えられる風潮がありました」と語るのは、愛育病院(東京・港区)産婦人科で思春期・更年期外来を担当する加藤季子医師だ。

 愛育病院はもともと産科を中心として設立された、主に妊産婦のための病院である。そこに思春期外来が設立された経緯を、加藤医師はこう説明する。「思春期外来は、愛育病院で出産した母親に向けた、母子保健科相談室の一部として開設されました。女性は生まれたときから女性であるし、これから出産可能な体へと育っていく大切な時期、思春期をもっと独立した特別な時期として考えなければならない、という意見が病院内から生まれてきたのです」。

 愛育病院の母子保健科思春期外来は、母親から引き継がれた少女たちが多いこともあって、妊娠や性感染症のような緊急性のある受診は、比較的少ないという。そのため受診時期も春休みや夏休みに集中する傾向がある。

 ホルモン調節のためのピルの処方や、避妊教育に拒否反応を示す母親は少なくない。「つらいことは我慢しなくていいのよ、と話しても、母親が『うちの子にピルなんてとんでもない』と気色ばんだり、学校の養護教諭や看護婦さんの理解を得られないこともあります」。

 母子保健科の思春期外来は月に2度。そのため加藤医師は、月経困難症など継続した治療が望ましい場合には、「一般の婦人科外来にも来てみない? こことそんなに違っているわけではないわよ」と声をかけて勧めることもある。

 待合室や診察室も、受診する女性が安心できるよう、一昔前に比べ大きく改善されている。問診に加えて、血液によるホルモン検査、超音波検査など、一般の内科外来により近づいており、訪れる患者の違和感を取り除いていく方向に向かっている。

【ジャーナリスト 月崎時央】

◆月経困難症

 生理が近づくと精神的な不安やイライラが起こる。ひどい腹痛や頭痛、腰痛、時には吐き気などにも悩まされる。寝込むほどつらいことも。
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