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  この病気にこの名医
 

【第18回】

効果半年程度 トリアムシノロン投与

この病気にこの名医

糖尿病網膜症(下)

 糖尿病の3大合併症の1つ、糖尿病網膜症はカメラに例えると、フィルムに相当する網膜が、高血糖で障害されて異常を起こす疾患だ。治療は進行度によって異なる。

 初期は網膜に小さな出血と白斑が少し出てきた程度。血糖コントロールをしっかり行うことで改善する。

 中期は網膜に出血や白斑が増え、細い血管に詰まりも起きている。「この段階ではレーザー光凝固術を行います」(東京女子医科大学糖尿病センター眼科・北野滋彦教授=48)。

 レーザー光凝固術とは−。レーザー光を照射して傷んだ網膜を焼くと、やけど状態になる。1週間もすると、やけど部分が委縮状態となり、網膜の酸欠状態が解消される。このため、もろく破れやすい新生血管はできず、大出血や網膜はく離を防ぐことになる。

 「レーザー光凝固術は網膜の細い血管が詰まって血液の流れが悪くなり、その範囲がある程度広くなったときに行います。新生血管ができ始めるこのタイミングで行うと効果的です。タイミングを逃さないためにも定期的に眼底検査を受けることが重要です」。

 糖尿病網膜症の活動性が高かったり、レーザー光凝固術を行っても網膜症の進展が抑えられない後期の段階では、硝子体(目の中心部にある透明なゲル状の部分)手術が行われる。

 硝子体手術は顕微鏡で目の中をのぞき、結膜(白眼)に3カ所小さな孔(あな)をあけ、そこから手術器具を入れる。そして、出血部に電気凝固を行って出血を止め、網膜を引きはがす原因となる増殖膜はカッターや繊細なハサミで外し、眼球を保持するための潅流(かんりゅう)液を注入する。

 「このような治療を行っても視力が回復してこない人に、黄斑浮腫(網膜の中心部の黄斑のむくみ)があります。この場合はトリアムシノロン(ステロイド薬の粉)を投与する方法が注目されています」。トリアムシノロンは浮腫を抑えてくれるものの、白眼の下に投与する方法で効果は長くとも3カ月程度、硝子体に投与する方法で半年程度である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆糖尿病網膜症の名医

 ▽大阪医科大学付属病院(大阪府高槻市)眼科・池田恒彦教授
 ▽大阪労災病院(大阪府堺市)眼科・恵美和幸部長
 ▽香川大学医学部付属病院(香川県木田郡三木町)眼科・白神史雄教授
 ▽九州大学病院(福岡市東区)眼科・石橋達郎教授
 ▽新城眼科医院(宮崎市)・荻野誠周医師
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