SP、フリー、合計点の世界歴代トップを誇るROC(ロシア・オリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ(15)が、五輪デビューを飾る。

午前7時(日本時間同8時)から始まった最終調整では、SP曲をかけての通しで、両手を上げてのトリプルアクセル(3回転半)、3回転フリップ、ルッツ-トーループの連続3回転とジャンプのミスなく演技。4回転トーループからの3連続ジャンプも着氷させるなどし、30分間の練習終了前に引き揚げた。

個人戦でも金メダル最有力候補に挙げられ、世界が注目する五輪デビューになる。団体戦女子SPは6日午前9時半(日本時間同10時半)に始まり、最終10番滑走のワリエワは10時43分(同11時43分)ごろから演技する。【松本航】