日本オリンピック委員会(IOC)は20日、都内で理事会を開き、来月4日に開幕する北京オリンピック(五輪)日本選手団の主将に、スピードスケート女子の高木美帆(27=日体大職)、旗手にスピードスケート女子の郷亜里砂(34=イヨテツク)とノルディック複合男子の渡部暁斗(33=北野建設)を起用することを承認した。

正式発表を受けて同日、日本スケート連盟が高木美と郷のコメントを発表。全文は以下の通り。

高木美「TEAM JAPANの主将という大役をいただき、とても光栄に思います。そして、またこの舞台に立てることをうれしく思います。自分ができることに目を向け、どんな困難にぶつかっても、強くいられるように取り組んでいきますので、応援のほど、よろしくお願いいたします」

郷「旗手という大役に気の引き締まる思いです。今からとても緊張しますが、選んでいただいたからにはTEAM JAPANの代表として責任を持って努めさせていただきます。もう一度オリンピックの舞台に立てることの感謝と喜びを感じ、国民の皆さんに感動を与えられるようなレースができるように頑張ってきたいと思います」