女子100メートル(切断などT47)決勝で、リオデジャネイロ・パラリンピック女子400メートル銅メダリストの辻沙絵(22=日体大大学院)は13秒23で7位だった。

 スタートの反応はよかったが、向かい風0・2メートルの条件下、中盤はスピードに乗り切れなかった。100メートルは今季初レースで「タイムにこだわっていきたいと思ったし、世界レベルの選手たちに置いていかれないよう固くならないようにと思っていた。(スタートで)ポンと立ち上がって、隣の選手が出て焦りが出た」。得意の400メートル決勝は最終日に行われる。「しっかりと疲れをとって、気持ちも体も整えてメダルへ向けていきたい」と話した。