金メダルが期待された21年東京五輪銀メダルの池田向希(26=旭化成)は7位でゴールした。
落雷の影響により、30分繰り下げの午前8時にスタート。スタートからスローペースの先頭集団で落ち着いてレースを進めたが、15キロすぎに集団がペースアップすると、17キロすぎに6人の集団から脱落。18キロ付近で7位に順位を下げた。
池田はレース後「後半勝負は予想していた。ラスト5キロのスパート勝負への準備はできていたが、上位に入った選手と比べると力不足だった。それがこの結果」と振り返った。
自己ベストの1時間16分51秒は今季世界最高タイムで、出場選手で唯一1時間16分台の持ちタイムでもあったが、日本陸上界3人目の2大会連続メダル獲得はならなかった。
「2大会連続メダルを目標に3年間取り組んでいたので、悔しい気持ちもあるが、支えていただいた多くの方々に感謝を持って20キロを走り切ることはできた。そこは胸を張れる。3年間は無駄ではなかった」と、力を出し切った自分を励ますように言った。
◆池田向希(いけだ・こうき)1998年5月3日、静岡県浜松市生まれ。浜松日体高時代から競歩を始め、東洋大2年時の18年世界競歩チーム選手権シニア優勝。19年ユニバーシアード優勝。21年4月に旭化成入社し、同年の東京五輪銀メダル。22年世界選手権銀メダル。モデルでタレントのみちょぱこと池田美優とは再従兄弟(はとこ)。自己ベストは1時間16分51秒。



