昨夏の世界選手権金メダルの北口榛花(26=JAL)が予選を1投で、軽々と通過した。悲願の金メダルへ最高のスタートを切った。
決勝進出条件は予選全体12位以内か、62メートル00超えだったが、1投目から、62メートル58を投げ、2大会連続の決勝進出を決めた。
「当日しか競技場で練習できないので、もう少し練習させてもらいたかったが、62メートルを1回で超えるのが今日の目標だったので、しっかり超えてよかった。本番は土曜日なのでしっかり修正して臨みたい」と北口は声をはずませた。
21年東京五輪で同種目日本勢57年ぶりの決勝進出し、22年世界選手権では銅メダルを獲得。23年同選手権では日本女子トラック&フィールド種目で初の金メダルをつかみ、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルでも日本勢初優勝を飾った。
今季はコンディションの調整に苦労しながらも、好成績を収めてきた。昨年7月から今年5月へかけては11連勝を記録。7月には今季世界5位の65メートル21をマークし、今大会へは世界ランク1位で臨んでいる。
「初めて観客がいる五輪を経験しているが、午前中のセッションからこんなにたくさんのお客さんが入っていて、すごく幸せですし、すごく楽しく試合ができている。今の予選を見ていても仕上げている選手がいるので、自己ベストを必ず更新したいし、いい勝負ができればいいと思います」と、北口は決勝へ向けて気合を入れた。



