【パリ=藤塚大輔】21年東京五輪銅メダルで世界ランク5位の「ワタガシペア」こと渡辺勇大(27)東野有紗(28)組(BIPROGY)が、2大会連続で銅メダルを獲得した。同2位の韓国ペア、徐承宰(ソ・スンジェ)蔡侑〓(王ヘンに丁)(チュ・ユジュン)組を2-0で撃破。五輪での2大会連続の表彰台入りは、日本バドミントン界初の快挙となった。
試合後の2人は涙ぐみながら、インタビューに応じた。
渡辺は「2回目の3位決定戦だったが、楽しく最後までやることができた。(会場の)声援が背中を押してくれて、僕らめちゃくちゃきつくて、相手とのフィジカル勝負になったが、最後まで劣勢でも諦めずにラリーできた。2人で話し合って、本当に今までやってきてよかった。(東野には)助けてもらってばかりで、ここまで組んできていろんなことあったが、こうやって最後勝って、五輪という舞台でもう1回、表彰台に上がることができてうれしい」と感無量の様子。
1学年上の東野は「2人で金メダルを取る気持ちでやってきたので(準決勝で負けて)悔しいが、メダルを取れてうれしい。2人ともカラ元気ではあったと思うが切り替えて、臨むことができた。(渡辺には)もう感謝しかない。勇大君と出会って、よかったなと思う」と話した。
◆渡辺勇大(わたなべ・ゆうた)1997年(平9)6月13日生まれ、東京都出身。福島・富岡第一中、富岡高を経て、16年から日本ユニシス(現BIPROGY)。21年東京五輪で日本勢過去最高の銅メダル獲得。22年4月にプロ転向を発表。世界選手権では22年から2年連続銀メダル。身長167センチ。血液型B。
◆東野有紗(ひがしの・ありさ)1996年(平8)8月1日、岩見沢市生まれ。福島・富岡第一中、富岡高を経て、15年から日本ユニシス(現BIPROGY)。身長160センチ。血液型B。



