世界ランク26位の日本が、同9位のフランスから金星目前で敗れた。第4クオーターのラストプレーで84-84と追いつかれ、その延長戦で力尽きた。1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりの五輪勝利(76年モントリオール大会は不戦勝による1勝)はお預けとなった。次戦は8月2日にブラジルと対戦する。

初戦でドイツに敗れている日本は河村勇輝、比江島慎、八村塁、渡辺雄太、ジョシュ・ホーキンスのスタメンで臨んだ。第1クオーター(Q)は立ち上がりから八村がシュートを沈め、河村もドライブで切り込んで得点。渡辺雄も3点シュートを決め、日本は完全アウェーの中で互角の戦いを見せた。

7点を追う第2Qでは、ホーキンスや河村の3点シュートで追い上げ、八村の2点シュートで42-40と一時はリードした。その後はフランスの高さのある攻撃に遭い、前半を44-49で折り返した。

しかし第3Qに日本の攻撃が加速した。49-51と2点を追う場面で河村の3点シュート逆転すると、ホーキンスにも3点シュートが飛び出した。しかし地力に勝るフランスに得点を許し、64-69のビハインドで第4Qへ勝負は持ち込まれた。

この第4Qに日本にアクシデントが起きた。エース八村がファウルで「アンスポーツマンライク」で退場処分となり、残り8分31秒のところでコートから去った。それでもチーム一丸となり、フランスに食らいつく。渡辺のディフェンスから河村が3点シュートを決めて75-77と追いすがる。残り5分45秒。フランスはタイムアウトを取った。さらにフリースローから1点差とした。

そして5分8秒、河村の得点で逆転した。78-77。懸命のディフェンスでフランスの反撃に対応した。さらにホーキンソンが追加点を奪った。負けられないフランスも3点シュートを決める。80-80。壮絶な試合となった。再び日本は河村のフリースローで勝ち越す。

そこへ相手ファウルから河村がフリースローを2本決めて84-80とリード。残り16秒。タイムアウトをへてフランスが最後の勝負に出た。この土壇場で3点シュートを決める。加えてファウルで得たフリースローも決められ同点とされた。

そして5分間の延長戦に突入。一進一退の攻防となったが、フランスに抜け出された。比江島の3点シュートで追いすがったが、あと一歩のところで敗れた。

◆決勝トーナメントへの道 今大会は4チームずつの3グループに分かれて1次リーグを実施。各グループ上位2チームと3位チームの中から勝ち点や得失点差で上位に入った2チーム(合計8チーム)が、8月6日以降の準々決勝へ進む。日本は同2日に第3戦ブラジル戦が控えている。

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