パリオリンピック(五輪)サッカー女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が五輪に出場しないガーナ(同65位)と対戦し、4-0で快勝した。

サッカー界の“熱男”こと、池田太監督は「前半、相手に退場者が出て難しい試合になりましたけど、しっかり後半になって攻撃の圧力、またセットプレーからのゴールだったりとか、そういったところはしっかりできていた。その部分は収穫」などと手ごたえを口にした。

前半23分にMF藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)が抜け出して、相手のレッドカードを誘発。いきなり、試合の大半を1人多い状態で進めることとなった。

後半6分、相手のビルドアップをカットしたFW田中美南(30=ロイヤルズ)が、MF浜野まいか(20=チェルシー)に1度預けて裏に抜け出し、リターンパスを左足でゴール右に決めた。代表通算37得点で岩渕真奈さんに並び、歴代6位タイに浮上した。

同20分には右CKから浜野が追加点を奪い、同22分には藤野が直接FKを豪快に決めて突き放した。さらに35分に右サイドからのFKにFW植木理子(24=ウエストハム)が頭で合わせて4点目となった。

数的優位はではあったが、取るべき人が取り、勝利で締める、国内の総仕上げの一戦となった。

金沢の会場には9000人超の観客が集まった壮行試合。男子A代表の久保建英、冨安健洋の姿も会場にあった注目の一戦。しっかり勝って、五輪へ弾みをつけた。

池田監督は「まだまだチームは成長が必要ですけど、頂点目指して頑張ってきたい」と金メダルを目標に掲げ、パリに向かう。

なでしこの1次リーグ初戦は25日のスペイン戦(日本時間26日午前0時開始)。ブラジルとナイジェリアが同組で、ブラジルとは28日、ナイジェリアとは31日に対戦する。

なでしこは、2012年ロンドン五輪銀メダル以来の五輪メダル獲得を目指す。