国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が19日、日本オリンピック委員会(JOC)山下泰裕会長らアジアの各国・地域のオリンピック委員会と電話会議を行った。

会議は約80分で40カ国以上が参加。通常開催以外の選択肢について「まだ判断するタイミングではない」という前提に立って会議は進行。各国からは中止が相次ぐ五輪予選への質問が出たという。山下会長は会議の中で「JOCを代表してIOCの考え方に基本的に賛成だ。世界中の方々と東京で会えることを楽しみにしている」と発言したという。同会長は「選手はいろんな不安があると思うし、練習に集中できないかもしれないが、今できることに集中してほしい」と口にした。