日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(62)が8日、都内で橋本聖子五輪相を訪問する予定だったが、新型コロナウイルス感染者が出たために急きょ、取りやめとなった。当初は、山下会長は延期になった東京五輪の成功に向けた連携と協力について、橋本五輪相と話し合う予定だったが、大臣室がある建物の別階で感染者が出たために、見送られた。

山下会長は3月30日に日本パラリンピック委員会の河合純一委員長とともに、橋本五輪相を訪問する予定だったが、母親の死去に伴って欠席していた。この日はその代替えとして予定が組まれていたが、安全面を優先した形になった。