東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長(56)が無報酬で会長職を引き受けたことが19日、組織委関係者への取材で分かった。

森喜朗前会長(83)も無報酬だった。組織委の役員報酬は最高で月額200万円と規定されている。橋本氏は自民党を離党したものの、参院議員という立場で約2180万円の歳費と文書通信交通滞在費が年間1200万円が入る。そのため、会長報酬は辞退した。橋本氏は昨年10月に亡くなった父の負債があるとされ、五輪相を辞職し大臣報酬がなくなることで、金銭的負担が生じるのではとの心配の声が上がっていた。