静岡県裾野市は17日、東京オリンピック(五輪)開幕100日前を記念したイベント「100days to Go!大空に舞い上がれ!東京2020オリンピック応援メッセージ」を、同市内の須山地区研修センターで行った。高村謙二市長(56)や約30人の同市ボランティアら関係者が参加し、大会の機運醸成を図った。

総距離約244キロを走る男子自転車ロードレースのコースの一部を担う同市は昨年、市内を走る19・2キロで唯一の市道となる4155号線の愛称と、その魅力を伝えるメッセージを公募。この日は、全国331点の応募の中から決定した「富士裾野ビクトリーロード」の愛称が刻まれた「愛称モニュメント」、291通のメッセージが入った「メッセージ装飾モニュメント」をお披露目した。

今後、メッセージ装飾モニュメントは同研修センター、愛称モニュメントは本年度中にビクトリーロード沿線に設置予定。高村市長は「ロードレースをこの地元でも楽しんでいただけるように、しっかり準備をしていかなければいけないと思っています」と決意を新たにした。【前田和哉】