今夏の東京五輪・パラリンピックに関係する政府、東京都、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)国際パラリンピック委員会(IPC)の5者協議が28日、オンラインで開かれ、丸川珠代五輪相(50)が協議終了後、取材に応じ、政府コロナ分科会の尾身茂会長が「開催に関する議論をすべき時期に来ている」と発言した件について言及した。

丸川氏は「国民の皆さまの中にも大会を開催することによって起きる人の流れが感染拡大を起こし、医療を逼迫(ひっぱく)すると懸念していることは十分承知しています」とした上で「専門家のお立場から考えを示したと思っている。専門家の皆様と連携し、よく協議していきたいと思っている」と話した。