パリ五輪でミュンヘン大会以来52年ぶりの五輪メダルを目指すバレーボール男子日本代表が27日、合宿先の沖縄・豊見城市民体育館で練習を公開した。

観客約800人の前で、実戦形式の練習を交えながら約2時間、汗を流した。ひときわ大きな声援を送られた西田有志(24)は「足を運んでいただけてうれしい」と感謝した。

男子代表は昨秋の五輪予選W杯バレーでグループ上位2カ国入りし、パリ切符を獲得。今後はオランダ合宿などを経て、5月21日にブラジルで開幕する国際大会ネーションズリーグなどで実戦調整を続けていく。西田は「質を落とさずに続けていきたい」と力を込めた。