日本オリンピック委員会(JOC)が18日、東京オリンピック(五輪)代表選手らを対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種を6月以降にスタートすることで調整を始めた。

国内競技団体(NF)に対して17日に説明を行って、希望人数や接種時期の調査をスタートした。関係者は「現在、調整を行っています」。ただ現時点でワクチンは日本に到着しておらず、具体的な接種の開始日は今後の調整となる。

ワクチンは国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会が世界の全選手団を対象に無償提供するもので国民への供給計画とは「別枠」。日本の対象は選手約1000人と監督、コーチら約1500人の計2500人となっている。