ボートの東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア大陸予選は6日、海の森水上競技場(東京都江東区)で各種目の予選が行われ、女子軽量級ダブルスカルの冨田千愛(福井県スポーツ協会)、大石綾美(アイリスオーヤマ)組ら日本勢全員が予選をトップ通過した。

男女シングルスカルの荒川龍太(NTT東日本)と米川志保(トヨタ自動車)は、いずれも後続を大きく引き離してゴール。男子軽量級ダブルスカルの西村光生(アイリスオーヤマ)、古田直輝(NTT東日本)組も危なげなく1位でフィニッシュした。

7日の最終日は男女シングルスカルの準決勝と決勝、男女軽量級ダブルスカルの決勝が行われる。

東京五輪とパラリンピックの出場枠が懸かる今大会には、18の国と地域から約80選手が参加。当初は5日から3日間レースを実施予定だったが、初日が強風のため中止となり、2日間に短縮された。