日本代表と東京五輪世代のU-24日本代表を率いる森保一監督(52)が27日にオンラインで取材対応した。6月に予定されているU-24の国際親善試合の相手に、アフリカ勢を希望した。21日の本大会の組み合わせ抽選で、1次リーグ初戦で南アフリカとの対戦が決定。「五輪に出場する国と親善試合をしたい。アフリカ勢とはやりたい」と、大事な初戦を見すえた強化を望んだ。

南アとともに、アフリカからはエジプトとコートジボワールが東京五輪に出場する。腕試しの相手はコートジボワールが濃厚となっている。昨年3月には南アとともに来日して国際親善試合を行う予定だったが、コロナ禍で中止に。その際にも、将来的な来日、対戦の約束をとりつけた経緯がある。昨年10月には欧州遠征を行ったA代表が国際親善試合を行うなど、関係は深い。

MF久保建英(19=ヘタフェ)らA代表の常連組に関しては、3月の活動に続きU-24に集中させる方針。合流させる予定のオーバーエージ組を含め、チームの総仕上げに入る。指揮官は「五輪に向けて良い準備をしたい」と話した。