東京オリンピック(五輪)代表の入江陵介(31=イトマン東進)が、予選5組4レーンに登場した。前半を57秒25で折り返して、1分58秒22でフィニッシュ。全体の3位で午後の決勝に進出した。

入江の日本記録は1分52秒51となっている。

同じく五輪代表の砂間敬太は1分58秒07で全体2位。全体のトップは萩野公介で1分58秒03だった。

瀬戸大也は2分1秒08で同9位でB決勝に進んだ。

入江は4日の100メートル背泳ぎで予選53秒07、決勝53秒00と好タイムを2本そろえて貫禄の優勝を飾った。五輪本番の午前決勝を見据えて、予選からしっかりタイムを出す予行演習も敢行している。競泳日本代表の主将を務める31歳は「僕たちは去って行く身なので…」と話しているが、第一人者の地位は揺るぎない。